LINEは無料でメッセージ、画像、動画、音声通話、ビデオ通話が可能なのだが「LINE流出」なんて言葉を聞くがセキュリティはどうなのだろうか？

アメリカ、ヨーロッパ、アジア諸国ではWhatsAppというアプリがメインだが、日本ではほとんどの人がLINEを使っていると思う。プライベート、ビジネス関係なく世に出回っている。しかし、確実に第三者から見られている。そこにプライバシーなんてものは皆無だ。第三者に中を見られると言っても2種類ある。

1つは手動で見られる。スマフォを落とした時、どこかにうっかり置き忘れた時に全く見ず知らずの人間に中身を見られてしまう。これは当たり前だ。ただロックをかけていて見られることがない場合もある。または、家族、友達、恋人など知っている人間に見られる場合もある。シャワーを浴びている時に奥さんや彼女に見られることもあるだろう。なぜかロックを外せる強者もいる。もしくは面と向かって「LINEの中見せなさいっ！」と言われ、しぶしぶ見せなければならないこともあるだろう。

なぜか、男のLINEが女性に見られる例で書いてしまった(笑)しかし、手動で見られるのはまだいい。落としたり置き忘れた場合は遠隔でスマフォ自体にロックをかければ良いし、もし家族、友達、恋人に見られる場合、最悪知っている人間なのでまぁいいだろう(そこから浮気が発覚したらそうも言ってられないだろうが)

しかし、1番厄介なのは遠隔からLINEの中を見られることだ。あり得る話なのだ。海外では月にいくらか払って、あらかじめ決めたいくつかのLINEや無料通信アプリのアカウント中を見られるそうだ。支払う金額によって見れるアカウント数も増えるらしい。又は国家権力を使って見る人間も存在する。

そこまでして他人のLINEの中を見たい理由があるのだろうか？見なければいけない理由があるのだろうか？どちらにせよ、そんな覗き魔のような人間は、人として軸がぶれている。他人の手紙を見ることと何ら変わりがない。他人あての郵便物を開封する行為は、刑法第133条の「信書開封罪」にあたるのだから通信アプリをのぞいた場合も同じ罪になっても良いのでは？と思うのだが…

何はどうあれ、遠隔でLINEを見られている。そしてそれは防ぎようがない。なぜか？

そもそも「無料」なもののセキュリティにそこまで期待してはいけない。無料なのだから。メッセージ、音声、画像、動画が送れるだけでありがたいことだ。だから、自分は何者かに見られる前提でLINEを使っている。別に誰に見られても構わない。