ジャニーさんの話

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連日、ジャニーさんの性加害問題のニュースばかりだ。これがMeTooか。オレもやられた、僕もやられたばかりである。何を今さら?としか思えない。やったことは悪い。しかし!

性加害告発記事がネットニュースに出回っているが、すでに1988年に北公次の「光GENJIへ―元フォーリーブス北公次の禁断の半生記」で暴露されているじゃないか(プレミアついて¥11,000まで跳ね上がっている)

マスメディア含む世間が寄ってたかってもみ消したから、そんなこともなかったかのように今までジャニーズが存在していたのではないか。それが一転して、亡くなったとわかるや否やこれである。別にジャニーさんを擁護はしていない。してしまったことは悪い。中には心の傷として一生背負っていかなければならない人もいるだろう。だが、いくつかの告発記事を読んだが違和感しかない。

例えばこの記事だ。

《国連人権理事会が声明を発表》「ジャニーさんがお尻に自分でクリームを塗って…」元ジャニーズJr. 石丸志門氏が求められたおぞましい性行為 | 文春オンライン
8月4日、来日中の国連人権理事会の「ビジネスと人権」作業部会のメンバーが日本記者クラブで会見を開いた。ジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川氏の性加害問題について、元ジュニアや事務所関係者らに聞き取り…

この方、以前(今年5月)は「G」と言う仮名で同じ内容を告発していた。しかし、周りが顔出し実名で告発し始めると自分も顔出し実名になった。MeTooだ。確かに、一人よりは何人かいた方が心強いだろう。百歩譲ってそこは良いとして、記事を読んでいくと…

必ずお金をくれるのはわかったので、仕事がもらえるんじゃないかと。2年目くらいになると、もう感覚がおかしくなっていた。

文春オンライン

とある。わかっていたんじゃないか…売れるってわかっていて受け入れたんじゃないか。なぜそれが「被害者」なのだろうか?もちろんそうでない人もいたかもしれない。でも、大体わかるもんだろう。そしてなぜジャニーさん本人が生きているうちに告発しなかったのだろうか?それが原因でうつ病になり、生活保護で暮らしているというなら、まずは本人に言うべきではないのか?でも言えなかった。世間にもみ消されるからだ。だが、亡くなったことをいいことに告発を始めた。売名行為にしか思えないのは自分だけだろうか?

そしてそれに同情している世間が気持ち悪いとさえ感じる。寄ってたかって亡くなった人のことを。やったことは悪い。だが中にはこうして売れる為に故意にやっていた人さえいるのだ。少年に性加害を加えるのは気持ち悪い。しかし、それ以上に、急に手のひらを反す世間がもっと気持ち悪い。

考えて欲しい。大久保で立ちんぼしている女の子はお金がもらえるとわかっているから、男性相手に体を売るのである。それを誰も被害者とは言わない。それと同じである。売れるとわかっていて、体をその代償に差し出した、だから何だと言うのだ?コンビニでコーヒーを買う=コーヒーを得る、その代償で150円を払う。そこに何の問題があるのだろうか?

ジャニーさんを庇うわけではないが、ジャニーさん性加害問題に対して、告発している連中に違和感しか覚えない。今、一線で活躍しているジャニーズアイドルの中にも被害を受けた人は必ずいるに違いない。でも彼らはそんなこと墓場にまで持っていくだろう。売れるとわかってしたことなのだから。

とにかく、告発している連中の名前なんて、聞いたこともない。そう、根性の違いだ。昭和の意気込みが足らないのだ。売れたいならそのくらいして、そのことを墓場まで持っていく勇気がなければ、アイドルなんて目指すべきではない。世間が甘すぎて吐き気さえ覚える。